子供 アニメ 勉強 ネットビジネス 生きる 漫画" />
SSブログ

カムイ外伝に学ぶ 生の儚さ [雑記]

ここのところ何かと忙しい(TT)

というか忙しいふりをしている?
生きている以上、何事か成さねば為らぬのはわかってはいるが、いざその段になっていかに今までの自分が無力であったかを思い知る。

ネットビジネス???
さて思いついたのはいいが、何から始めるのか?
調べもした、考えもした、されど実際始めてみたら時間ばかりが過ぎ去っていく。

すでに齢50を目前に控えた自分なれば、思うように頭は回らず、手は動かず、ただ焦りと挫折感だけが蓄積していく。

しかし、ここで諦める訳にはいかない。
やると決めたからだ!

手が進まない理由は、何をすべきか理解できていないから・・・
そう考えここ数日とにかく知識を得ようと勉強をした。

読み、書き、聞き・・・
実際に手を動かしやってみた。

少し出来るようになった気がした。
しかし相変わらず思ったように進まない・・・

ちょっと休憩~
こればっかりだ><

ただぼーっとしているのも勿体ない気がして、以前買った「カムイ外伝」を読むことにした。




20巻あるものを3日で読み切ってしまった。
一気に読んでしまったので、続きが読めないのがとても悲しい。

第10巻174~187ページの坊さんとカムイの会話がいやに心に残った。
猫がネズミを捕ろうとし、ネズミは猫に襲いかかる・・・窮鼠猫を噛むの場面だ

坊さん、ネズミを追い詰めた猫の眼前に石を投げ込んで曰く

坊)

万に一つの機が・・・
一匹を救うかもしれぬ。
その機を求むるものは何か・・・

カムイ)

天命か・・・

坊)

無駄に等しい足掻き・・・
無駄とわかって・・・
その無駄を生きる万物・・・
その無駄こそが生なれば・・・
なんとこの世は無常なことよのう・・・


カムイ)

一つの夢の彼方に千、万の潰えた夢のあるを思えば・・・
万に一つの機を得るための無駄も試さぬ手はない・・・
しょせん無明の旅を旅する身なれば・・・

坊)

よきかな・・・

一つの夢の彼方に千、万の潰えた夢のあるを思えば・・・
万に一つの機を得るための無駄も試さぬ手はない・・・

この言葉が私の心に響いたのです。

そう万に一つのために、無駄だとしても試さない手はないのです。
諦めはすべてを無にします。
徒労に終わってもいいじゃないか・・・
やってダメならそれはそれでいたしかたない。

やらない後悔はしたくない!
そう思ったのです。

正に私の現在置かれた状況と被ったのです。


あと・・・
こんなセリフもありました。

冬来たりて春を待つ。
風に舞う雪を花に映すも人の心・・・

人間は心・・・
冬に舞う雪を花と見立てて想うのです。
心持ひとつでどんな状況下にあっても、人はそれを前向きに考え、そして未来を信じて進むことができるんです。
徒労に終わってもいい!
信じて進むことことこそが肝要なんです。

私は子供のころから漫画(今ではアニメですね)が大好きで、可能な限りいろいろな物語を読んで来ました。

漫画と侮るなかれ・・・
たくさんの学びを得ました。

このカムイ外伝もそのひとつになりました。

白土三平先生の作品です。

失われてしまった日本人の心を知るには是非読んでいただきたい作品です。

人は人として人と関わり、そして悲哀を知るからこそ人に優しく出来る。
抜け忍という過酷な生き方の中にある、カムイの優しさ、関わる人たちの優しさ、生きるということの厳しさ・・・

様々な面で考えさせられる作品です。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:コミック

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。