プロパンガス切断機で150mm厚の鉄板を切った [生きている喜び]
先日、無事ガス溶接技能講習を終了し、いよいよ本日現場での初挑戦となったw
切断対象は、鉄板を幾重にも重ねた厚さ約150mmの鉄板群。
相対する当方アイテムは、プロパン&酸素の、2m弱の巨大切断機。
ただし使用者はまったくのド素人の私・・・
さてこの対決の結果はいかに・・・?
何度か火が飛んでしまったものの、1200mmの切断に成功したw
普通L型吹管で、薄めの鉄板を切断するときには、直に対象の鉄を熱し、溶解したところで、切断酸素(高圧)を送って、溶解した鉄を飛ばしながら切断する。
ところが・・・
今回挑戦した厚板(しかも重ね)の場合は、その方法では上の部分のみしか溶解させることができないので、まず薄い鉄板を対象の上に置いて、それをまず溶解する。
その解けた鉄(ゆ)で、下の鉄板を溶かしながら、高圧酸素でゆを流しながら切断していくのだ。
スケールが違う!
ぼぼっぼぼっ・・・
ゆっくりと切断機を後方にずらしながら切っていく。
重なった鉄板の最下層まで溶かせていないと、驚くくらいの返しがある。
今日はそれで安全靴が燃えた(TT)
しかもそれに気づいていなかった(驚)
うまい人は、ちゃんと最下層まで抜けるので、返しがほとんど無い。
私は返されっぱなし(TT)
正直、この猛暑の中・・・
照りつける太陽熱+それによって熱せられた鉄板の熱+太陽の照り返し+溶断の熱
マジ暑い。
今日はさすがに雨天だったので、そんなに暑さは無かったが、これが晴天だったとしたら、こりゃある意味命の危険すら感じる(熱中症による死亡)
でも、今日始めてやってみて・・・
楽しいのだよ^^
最初はこんな厚いもの、しかも重なってるもの「切れるのか?おい!」って感じだったけれど、これが苦労はしたが切れちゃったんで面白いw
後は練習を重ねて、感覚を養うのみ。
子供の心に戻った感じだ。
不可能と思えたことが、少しの指導と、実践を重ねることで可能になった。
こんなに楽しいことは無い!
しかもこの楽しい遊び(失礼)が仕事となって、報酬を生むとなれば、こりゃ楽しいとしか言いようが無い。
もちろん危険も伴うので、調子に乗らず、慎重にことを運ぶ必要はあるが、しばらくは楽しめそうだ・・・^^
生きていればこんな楽しみにも出逢える。
ああ、人生ってホント面白い。
できなかったことができるようになるって、何より面白いのだ。
いろいろやってきたつもりでいたが、まだまだ人生面白いことがたっくさんありそうで、この先が楽しみ楽しみ・・・
しばらくは鉄と戯れよう^^
明日は暑さで参っているかもしれない・・・
それはわからない。
でも辛さよりも、面白さのほうが勝るかもしれないw
これは神のみぞ知るではあるが、きっと明日も、楽しめる一日が待っているような気がしてならない。
今日の命に感謝(拝)
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