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50の手習い [生きている喜び]

さて・・・

昨日、一昨日と仕事に行ったわけだが、まったく役に立たず申し訳ない気持ちだけの2日間だった(TT)

何か手伝いたくとも、職人さんの仕事の邪魔にこそなれ、手伝えることは何もないのが悔しかった。
もちろん初めて携わる職種なので、それも致し方ないとはいえ、何かしたい気持ちは抑えられず・・・

「何か運ぶものがあったり、片付けでもなんでもいいのであれば言ってください」とお願いしたが

「大丈夫ですよw まずは鉄を切る感覚に慣れてください」とガスで鉄板を切る練習をずっとさせてもらった。

厚さ2cm強の鉄板を切ってみるのだが、なかなかまっすぐ切れない。
アル中なのか手が震えて定まらないのだ(TT)

何度か挑戦しているうちに、アセと酸素の調合は何となく掴めた。
しかしどうしてもまっすぐトーチを運べない。

また、同じ速さで切れないので、切り口がまばらになる。

この2日で何とか切れるようにはなったが、こんなんで大丈夫なのかと先行き不安である。

まさか50目前にして、新たな職種の仕事に就くとは考えてもおらず、いかに今までしてきてないことをやることが難しいかをひしひしと感じた。

練習といってもそこにはお金がかかっている。

酸素やアセのボンベを詰めるのにいくらかかるかはおおよそ知っている。

私の日当と、これらの経費で、この2日で会社は数万円の投資をしてくれているわけだ。
それがわかるから、プレッシャーは半端ない。

必ず役に立てる自分になって、会社に返さないといけないと強く思った。

人をひとり雇うということは、会社はかなり投資をしなければならない。
仕事を覚え、そして投資以上の働きをしてもらえなければ、会社としては赤字となる。

就職してすぐに辞めてしまう人もいるが、これは企業にとっては実は大きなダメージとなる。

長く人間やってきているんで、このあたりはいやでもわかる。

ならば少しでも早く仕事を覚えて、そして出来るだけ長く勤めなければ恩返しは出来ないと思う。

50の手習いは辛いものがある(TT)

ただ、出来なかったことが、出来るようになるのはうれしいことで・・・
2日目には鉄板の真ん中に丸く抜いたり、いろいろな形を切りだすことも出来るようになった。

これは楽しいw

今月はフォークリフトの技能講習、来月は溶接の技能講習にも行かせてくれるとのことで、たいへん有難いことだと感謝している。

正直生きることは、辛いことや苦しいことの方が多いような気はする。
しかし捨てる神あれば拾う神ありで、真面目に生きていればこうした救いの手もちゃんと差し伸べられるのだ。

悲観して投げやりになることなく、信じて真面目に生きれば、必ず救いの手は差し伸べられる。
それがわかっただけでも私は幸せ者だと思う。

時に人は思い悩み、そして生きている意味さえわからなくなることがある。
しかし人は生きていること、それだけで尊いのだ。

生きていることには必ず意味がある。

死ぬまでにそれを見つけられればそれでいいのだ。

日々の小さなことに一喜一憂せず、今際の際で「こんなものだな」って思えたらそれでいいじゃないか!
いずれ終焉は訪れる。

生きるだけ生きたらば死ぬるでもあろうかと思う

この心境になれたらと思い、今日も生き続けている。

生きることに正解など無い。
すべては自身の心持ちで決まるだけのこと。

幸せだと感じられれば幸せだし、幸せをそうと感じられない心のときには不幸せとなる。

私はこの年になって、新しいことに挑戦させてもらえることを幸せだと感じている。
身につけたことは自分の財産だ。
それを会社が負担して与えてくれるんだから、これは幸せだろうと・・・

いくつになっても向上心は失いたくない。
死ぬまで挑戦の人生を送りたいものだ。
 


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