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命を育む 九条太葱と細葱の種 [生きている喜び]

先々週くらいだったろうか・・・

何かの用事で隣街のダイソー(百均)へ買い物に行った際に、ふと思い立って葱の種を買った。

CCF20140621_00000.jpg

合わせて栽培用のプランターもw

仕事を始めたこともあり、最近忙しかったのでそのまま放置していたのだが、今週末は連休ということもあり、近所のホームセンターで栽培用の土を買って来て、種を蒔くことにした。

種はいろいろと悩んだ挙句、やはり栽培が簡単そうな葱にした。
私は薬味としての葱が大好きで、何を食すのにもドッサリと葱を入れる(添える)。


何故急に植物を栽培しようかと思ったのか?
私にもわからない。

ただ何となく命を育んでみたい欲求に駆られたのである。


栽培品種は・・・

「九条太葱」

【特性】

葉葱の代表的品種で、伸長力が旺盛で、茎の太さは中くらいです。

【栽培法】

種を蒔き、軽く土をかけます。
春・秋いずれも苗床に種蒔きし、株分け後定植します。
定植前に苗を乾燥させると活着が良くなります。


{細葱」

【特性】

葉は長く濃緑色で、軟白部は少ないが、緑色部を好む薬味用として最適です。

【栽培法】

種を蒔き、軽く土をかけます。
春・秋いずれも苗床に種蒔きし、株分け後定植します。
定植前に苗を乾燥させると活着が良くなります。

同じ葱系なので、栽培法は全く同じ説明です(^^ゞ


昔は猫を飼っていました。

そして亡くなってからは、知人の依頼で譲り受けて犬を飼いました。

やはり生き物は死別の悲しみがあります。


哺乳類は人間に近く、そして慣れるととっても可愛くて、あっという間に家族の一員となります。
情も湧きます。

しかしその反面、亡くなったときには大きな悲しみがやってきます。


最後の犬を亡くしてからは、しばらく生き物を飼うことを止めました。


しかし年月を経て、少し寂しく感じるようになりました。


考えた末、熱帯魚を飼うことにしました。

最初はグッピー(メダカの一種)を飼いました。

guppi.jpg

尾ひれがひらひらと泳ぐたびに揺れ、とても可愛らしくそして美しい上品な魚です。

繁殖力も強く、気がつくと小さな稚魚が何十匹と生まれました。
ただ難点は計画した交配ではないので、やたらと色が混じってしまうことです。

ごちゃごちゃとした色合いで、親魚の華麗さは失われてしまいます。
でもせっかく我家で誕生した子供たちなので、一生懸命調べて育てました。

水もペーハー測定して調整し、麦飯石溶液を買って投入したり(これ結構しますけど、水ピカピカになります)温度調整、水替えと、病気になれば水温を少し上げ、メチレンブルー投入、治癒すれば再度水替え。

素人ながら何組かの番から、数十匹の大所帯になりました。

毎日グッピー達を眺めるのが楽しみになっていました。


それなのに・・・(TT)


たった一度の失敗で、全滅させてしまいました。
忘れもしません。


あれは稚魚を、親と分けないと食べられてしまうということを知り、稚魚を育てる飼育箱を水槽内に設置したときのことです。

戸外に出しておいた間に、誰かが踏んだかどうだか、飼育箱が少し割れてしまっているのに気付きました。

やめときゃあいいのに、その時は直さなくっちゃって思いました。

何も考えずに割れた部分に、一滴、そう本当に一滴だけ瞬間接着剤を付けました。
飼育箱は問題なく修復できました。

早速飼育箱を水槽内に入れて、稚魚を網ですくっては親と分けました。 


そしてその日は終わり、翌朝水槽を見て驚きました。

愛しのグッピーちゃん達がすべて、そう一匹も残さず、全部死んでいたのです。

何が起きたのか全くわかりませんでした。

よくよく考えて
そうか!瞬間接着剤、あの一滴か?

時すでに遅しです(TT)


私の無知ゆえ愛しのグッピー達の命を奪ってしまいました。

考えてみたらそうなんですよね。
僅かな水質の変化で、水温の変化で死んでしまう弱い魚に、化学物質に耐えられるはずはないのです。

パーセンテージにしたら、ほんとにごく僅かな量でも、致死量になってしまうんだと知りました。


がっかりして庭に埋葬しました。


それからしばらくはぼんやりしてました。


なのに時間とともに悲しみは薄れ、水槽があるのに何も飼わないのはもったいないよな~

人間は残酷な生き物である。
そんな風に思うのです。


次はディスカスを飼うことにしました。
理由は友人が飼っていたことと、近所にディスカスの専門店があったからです。

ディスカスは水質にうるさく、最初のころは何もしていないのに、何故か死んでゆきます。
水温よし、水質も弱酸性よし、餌の食いもよし、水替えよし、なのに死んでいってしまうのです。


きっと安いのを買ってばかりがいけないんだなどと思い始め、清水の舞台から飛び降りた気持ちで、一匹7,600円の個体を番で買いました。

さすが少し高いだけあって、それまでと同じ飼育法なのに、元気に育ってくれていました。

しか~し、例にもれずまたやってしまったのである(TT)


それはそろそろ冬に差し掛かる晩秋の頃。

ヒーターが1本だと、もしかしてそれが壊れたら水温が下がって死んでしまうんじゃないか?
そう思ったら、いてもたってもおられず、すぐにヒーターを買いに行きました。

2本のヒーターを設置し、サーモスタットが入っているから、温度が上がれば自動で切れるし、2本ならば水温が下がったときの復帰も早かろう・・・うんうんw

これで安心と、その日は納得して眠り。
さて翌朝、綺麗なディスカスちゃんの水槽に行き、思わず絶句!

なんか真っ白になってるけど・・・?
なんだ?

そう2匹のディスカスちゃん、共に真っ白けっけなのである。
何が起きたのか知るまでに数十秒・・・


そう、サーモスタットが効いておらず、水温が上昇の一途をたどっていたのである。
水槽内でディスカスちゃんを茹で上げてしまったのだ(TT)

慌ててヒーターを切り、それでも仕事に行かなくてはいけない時間だったので、祈るような気持ちで家を出て、仕事を終え帰宅して水槽を確認すると、やはり2匹ともお亡くなりになっていました(TT)


また庭にお墓が増えました。


しばらくまた自分がしでかした失敗に落ち込み、もう生き物を飼うのはやめよう。
本気でそう思ったのでした。


それなのに、たまたま別の用事で行ったホームセンターで、出会ってしまったのです(^^ゞ
ちっちゃなアロワナちゃんに。

10cm強の弱々しい個体でした。

うろうろと泳ぐ姿に一目惚れして、しかも何故か広告に出していたらしく、通常の半額セールという。
気がついたらビニール袋に入ったアロワナ持っていました。


アロワナにもいろいろ種類があって、アジアアロワナはめっちゃ高いです。
ブラックは成長しても目が垂れないからいいよって、知人から聞いてはいたんですが、このときセールされていたのは、目が垂れてしまうシルバーアロワナです。


でも私は今でもこのシルバーと出会ったのを幸せだと思っています。

成長すればするほど、ゴツさを増し、正に古代魚!
王者の風格を醸し出していますw


10cm強の個体が、現在では70cmほどに成長しました。

水替えとか適当で、夏など水道水ホースで引っ張って、ジョボジョボと入れながら、カルキ抜き合わせて投入。
餌もカーニバルとかプレデターなどの人工飼料&たまに生餌。

そんなガサツな飼育法でも、もう気がつけば10年以上我家で生き続けています。

もうこうなると家族の一員ですねw

アロワナは神経質で、臆病ですが、私を見かけると寄ってきます。
餌も私の手から食べるようになりました。

水替えの際に、触っても驚いたり、暴れることもありません。

そうそう・・・

こやつ3回水槽から飛び出して、玄関でバタバタのたうちまわっていました。
そのたびにタオルで包んで水槽に戻しました。

掴んだところの組織が死んでしまうと聞いていたので、おっかなびっくり、そして毎回大丈夫か?と心配をしましたが、まったく強い魚です。

今でも元気一杯悠々と泳いでいます。

aro.jpg

今日は大脱線しました。


犬や猫、熱帯魚も私たち人間と同じく生きています。
今日葱の種を蒔いたのは、生き物繋がりです。

子育ても一段落し、アロワナも手がかからなくなりました。
なので何か別の命を育ててみたくなったのです。

食用にする葱は、食われるために育てる、そういった悲しさは併せ持っていますが、葱は根を残せばまた生えてきます。
そしておいしいのです。

人間は他の生き物を食べなければ生きていけない生物です。
食物連鎖と言えばそれまでですが、やはり私はそのことが悲しく思えるのです。

せめていただく命に感謝し、失われた命を大切に扱わないといけないと考えることしかできません。
しっかり味わって、残すことはしない。

それだけは子供のころからずっと守って生きてきました。


さて百均で買ったこの葱たちの種、無事発芽してくれるのでしょうか?
そして立派に育ってくれるのでしょうか?

食べられてしまう葱たちには申し訳ないですが、早くその姿を見たいものです。


そして育った暁には、薬味いっぱいの卵かけごはんをいただきます。
きっとおいしいんだろうな~


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